エコキュートの取付工事について

エコキュートの設置工事は1日で完了します

1. 設置場所の確認(現場調査)

工事の前にお客様と綿密な打ち合わせを行い、設置場所を決めます。

既存の給湯器の有無、位置も同時に確認し、給水管や排水管の位置など、また配管はそのまま使用できるかどうかの確認もこのときに行います。

また、エコキュートは電気で動かすため、電源設備の有無、電気容量なども確認します。

2. 既存給湯器の撤去

現在お客様がご使用になっているガス給湯器や電気温水器などの既設の給湯器を撤去します。

ガスの配管やガスメーターなどの撤去は、ガス会社またはガス工事店に別途ご依頼ください。

3. 基礎工事

まずは、エコキュートの貯水タンクを設置するための基礎工事です。

貯水タンクは、水が入ると500kg近く重くなります。そのため、本体が地面に沈んでしまわないようにコンクリートでの基礎工事を行います。

強度を強めるための砕石・鉄筋を入れ、その上に生コンクリートを流し入れ、丁寧に整地し十分に固めます。

4. 貯水ユニット＆ヒートポンプユニット設置

でき上がった基礎の上に貯水タンクを設置します。

その際倒れてしまわないように金具(アンカーボルト)でしっかりと固定します。

ヒートポンプも倒れないようプラスチックの台を付けて床に設置します。

5. 接続工事

貯湯タンクとヒートポンプユニットを接続し、設置位置まで配管を引き込みます。

引き込んだ配管は浴槽やキッチンなどと繋がっていますので、それぞれを接続します。

全ての配管接続を完了した後、露出している全ての配管に凍結防止のための保温材を巻き、固定します。

配管部分を保護するため、脚部カバー(別売)を取り付けます。見た目もすっきりしてオススメです。

配管を引き出した壁には、虫やネズミ、また水が入らないように加工します。

その後外観をチェックし、外の作業は完了です。

6. ブレーカーの取り付けと電気工事

家の中にある分電盤にエコキュート用のブレーカーを増設します。

必要な場合は、分電盤の交換やブレーカーボックスの設置など、その他の電気工事も可能です。

分電盤からエコキュート本体まで配線を通し、電力供給の準備を行います。

屋根裏や壁の中など、目立たないように工事しますのでご安心ください。

設置場所のご都合により、電柱からの引き込み幹線や、メーターからの一次側幹線の交換が必要な場合もございます。

7. リモコン設置

既設の給湯器のリモコンを外し、新しくエコキュート用のリモコンを取り付けます。

リモコンの配線は既存の線をそのまま流用できる場合と、新たに線を通す場合があります。

リモコンにはお風呂と台所で会話ができるようなものもございます。

8. 試運転と使用方法説明

電気回路の状態を確認し、問題が無ければ電源を入れます。

試運転を行い、正常に作動することを確認します。試運転は約30分ほどで完了します。

お客様へ操作方法をご説明させて頂き、最後に掃除をして終了です。

全て作業を終了した後、工事完了確認書にサインをいただいて、引渡し完了です。

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