エコキュートはいつ壊れる?
買い換えのタイミングは?
昨年10月頃から世界的な半導体・電子部品の長納期化およびCOVID-19やウクライナ紛争等の影響で国内全メーカーの給湯器の生産が遅れ、慢性的に品薄状態が続いており、今、ご注文頂いてもすぐに商品が届かない状況です。給湯器を設置してから10年〜15年経過してるお客様はそろそろ交換時期が近づいております。今のうちにお見積りを取ってご検討をはじめておいてください。
エコキュートの寿命(耐久寿命)は、使用頻度や設置条件により異なりますので一概に言えませんが、一般的にヒートポンプユニットの耐用年数は5〜15年、本体の耐用年数は温水タンクは10年程度と言われています。
特にヒートポンプユニットが故障してしまうと修理費がかなり高額になるので、設置から10年ほど経過したら買い替えを検討する時期かもしれません。
下記のような症状が出ていませんか?当てはまるものがあれば、そろそろ交換をご検討ください。
ヒートポンプは、熱交換器で空気の熱を冷媒に集めコンプレッサーで冷媒を圧縮して高温にし、高温の冷媒から水に熱を移して水を沸騰させる、エコキュートにとってまさに心臓と言える役割を持っています。
そのヒートポンプが故障するとお湯が作れなくなります。
エコキュートのヒートポンプの寿命は約5年〜15年といわれていますが、リモコンにエラーコードが表示されたり、思うようにお湯が出なくなってきていたりしますと、そのエコキュートの寿命は近いと判断していただいていいかと思いますので、近いうちに交換をご検討ください。
壊れてからご連絡を頂くでは遅すぎます。
交換時期を知り、壊れる前に交換することをおすすめいたします。
ヒートポンプで作ったお湯を貯めて保温するのが貯湯タンクです。
貯湯タンクはお湯を貯めるタンクだけではなく、お湯を循環させるポンプや給水ポンプ、給湯熱交換器やサーミスタに電装基板など、さまざまな部品が入っています。
ですので、故障するとお湯が出なくなることはもちろん、エコキュートに搭載されている自動でお湯をはったりすることも機能しなくなったりします。
エコキュートの貯湯タンクの寿命は、10年〜15年程度と言われており、お湯が思うように作れなくなってきた場合は、リモコンにエラーコードが表示されるようになりますので、エコキュートの交換をご検討される時期だと思われます。
エコキュートの主要メーカー保証期間を下記の表でご確認ください。
※下記の表は、横にスワイプするとスクロールできます
メーカー | 本体 | ヒートポンプ | 貯水タンク |
---|---|---|---|
東芝 | 5年 | 5年 | 5年 |
日立 | 1年 | 3年 | 5年(缶水) |
ダイキン | 1年 | 3年 | 5年(缶水) |
三菱 | 2年 | 3年 | 5年(缶水) |
コロナ | 2年 | 2年 | 2年 |
パナソニック | 1年 | 3年 | 5年(缶水) |
※消耗部品は保証期間が異なる場合がございます。
※一覧は2022年10月現在のものです。
タカラサービスでは、お客様が商品購入後も安心して長くお使い頂けるよう、わずかな保証料で「5年」「8年」「10年」とえらべる延長保証サービスをご用意しております。 詳しくは、下記のページをご確認ください。
TSS延長保証サービス浴槽アダプターは定期的に清掃
年2〜3回は逃し弁の点検を
配管の水漏れおよび保温材のチェックも忘れずに
貯水タンク内の水は定期的に抜きましょう
給水ストレーナーもこまめなお手入れを
エコキュート周辺は常に綺麗に
ヒートポンプの周辺には物を置くべからず
雪が積もれば除雪です
機械には経年劣化が伴い、様々な部品の不具合が発生してきます。
エコキュートも当然機械ですので、下記のような不具合が生じ始めたら、
エコキュートの交換・買い替えのタイミングと考えてもいいかもしれません。